米と水だけの酒造り -旭若松ー [阿波のこと]
阿波の酒ってあまり知られていないのですが、美味しい酒があるんです。
旭若松(那珂酒造)
夫婦二人で作っている、年間約45石(一升瓶で4500本)の小さな酒蔵。
淡麗とはちょっと違った路線を行く、旨みたっぷりの酒。
ここの生原酒は、酒通には知られた酒なのですが、やっぱり冬は熱燗がいい。
色抜きされていない少し黄色味がかった、火入れ2年熟成の常用酒。
燗してもアルコールが鼻につくことも無く、少し酸味のある落ち着いた味。
コタツに入ってだらだら飲む、お正月にぴったりのお酒でした。
九十六の瞳 [阿波のこと]
1月2日、空の上から見た富士。
昨日、中学校の同窓会に出席するために、島(徳島)に戻ってきた。
幼稚園から中学校まで、ずっと一緒に育った48人だけの同級生。
遊山箱を持って山を駆け回り、川で魚を突いて、一緒に遊んだ悪ガキ達も、もう50歳。
既に、おじいちゃんになった奴もいる。
今さら、初恋を告白する奴もいる。
やっぱり幼なじみっていいものです。一気にタイムスリップしてしまう。
人生節目の年、またそれぞれの道を歩む。
飲みすぎた~、二日酔いです。
阿波の国は、柑橘王国 [阿波のこと]
今日、阿波の国から”中生(なかて)のみかん”が届いた。
知り合いの農家が丹精こめて作ったもの。
今年のは、いつものより大きくて、ジューシーで、甘くて、かすかな酸味。
『蜜柑』ですよって主張している... ぐらい美味い。
”すだち”、”八朔”、”柚子”の生産量も多い徳島は、みかんも美味しい”柑橘王国”なのです。