C.C.C.P. 拾いました! [磯乞食]
たまには、拾い物の話を...
今日は、北海道の旅で拾ってきたビン玉(ガラスの浮子)の水洗いと整理.... 実は、今回すごいお宝を拾ったんです。 それが、コレ!
C.C.C.P. の陽刻.... ソ連のビン玉です。
この文字を見た時、思わずガッツポーズ!
他のビーチコーマーの方のブログで、知ってはいたのですが、まさかこいつが拾えるなんて!
Beachcombing for Japanese Glass Floats のブログから引用させてもらうと、
=========================================
これを製造したのは、アメリカ西海岸、ワシントン州シアトルにあるノースウエストグラスカンパニーでした。この浮き玉は手吹きでなく、オートメーションの機械で作られました。
ウッドさんのBeachcombing for Japanese Glass Floatsによれば、ウラジオストックにあったクラボレストというカニ漁業会社のために作られたものだそうです。
1943年、大二次大戦中の、連合国間の軍事物資貸与法に従って約690000個作られ、シアトル港からロシアの貨物船に積み込まれました。なおこの浮き玉のアメリカへの漂着記録は、1958年にワシントン州のロングビーチで初めて確認されたそうです。
=========================================
だそうで、ビーチコーマーの間でもなかなか拾えない垂涎の一品。
たまたま、降りていった浜辺で見つけました。
これは、あまり珍しくないのですが、プラスティックカバーに入ったビン玉。
以前、カバーだけは見つけたことがあるのですが、中身が入っているのを初めて拾いました。
こんな感じでビン玉が入っています。
カバーには、 『MK式硝子玉カバー』と書かれています。
やっぱり、マメに海岸を歩くといいことがありますね。
ヨーガン・レールの海辺で拾いもの [磯乞食]
3月号の『ku:nel』に、
ヨーガン・レールの 海辺で拾いもの
という記事が載っていました。
ヨーガンレールは、東京都と八重山諸島の家を半々に暮らしているそうです.... 『暮らすなら、人が厳しいところより、自然が厳しいところがいい』と言っていましたが、八重山でそれを実践しているのかもしれません... うらやましいなぁ~
八重山にいる時は海辺を散歩して、貝やサンゴのカケラなどを拾って、箸置きや石鹸置きにしているそうです。そこまでなら誰でもやるプチお洒落なのですが、彼がすごいのは、プラスティック浮子やペットボトルのフタ、ボロボロに朽ちたプラスティックのジョウロや磨れたCD、ほとんどというか100%ゴミの素材を使ってオブジェを作っているところです、シャンデリアにいたっては、カラフルなプラスティックゴミや魚網を使っていて、とっても怪しい光を放っています。(詳しくは、雑誌を見てください)
ビーチコーマーの間でも、プラマニアぐらいしか拾わないようなゴミまで使ってしまう才能はさすがです。
八重山諸島にある彼の家は、広大な敷地の中に建つインドネシアの古民家を移改築したもので、そのナチュラル感とは相反する美がおもしろいのかもしれません... でも、普通の家に飾ったら、ただのゴミオブジェになってしまいそうですが...
天然素材にこだわった製品作りをしている彼の作品とは対照的な人工的なゴミのオブジェ... 共通にあるのは環境問題....彼は、日本の海岸に流れ着く大漁のゴミ問題をこのままにしておくと、ペシミスチックだと語っています。
漂着ゴミとシーボーンアートの別の世界を垣間見たようなきがしました。
ku:nelの『箱のなか』という連載記事には、”南方熊楠”の標本箱の記事も載っていた... ku:nelって、単に”食う寝る”だけの雑誌じゃなかったんですね。ww
ちなみに、僕が作ったゴミアート(?)は、これ
渡名喜島の道でつぶれていたオリオンビールの缶を拾ってきて、額に入れてみました。ww
渚で見つけて手づくりクラフト―ビーチコーミング&シーボーンアート (レッスンシリーズ)
- 作者:
- 出版社/メーカー: パッチワーク通信社
- 発売日: 2006/07
- メディア: ムック
”あまちゃん”の小道具が楽しい! [磯乞食]
4月から始まったNHKの朝の連ドラ、
あまちゃん
主題歌(インスト)もノリノリで朝から元気をもらってます。
で何故? この画像?
これは、魚網に使われている(た)、
陶器製のオモリ
ビーチコーミングでは定番中の定番。
最近は拾っていないが、それでもこんなに貯まってしまった。
拾う場所によって、形や材質が違っていておもしろい。
素焼き、備前焼風、釉薬がかかったもの... 左奥の大きいやつは、厳冬期の利尻島で拾った、高さ8cm、直径6cm の巨大錘。
@神島
神島では、現役で使われているのを見かけた。
@沖縄の魚網
沖縄の海岸では、まだ陶器製のオモリを拾ったことが無い。
民族史料館などで見かけるのは、宝貝、シャコ貝、珊瑚で作られたオモリなので、使われていなかったのかもしれない...
昔の魚網のオモリを、地域別、漁法別に分類したらおもしろいかもしれない。
で、なんでこれが『あまちゃん』に関係しているかというと... ここで本題。
主人公の祖母(夏)の家の階段に、ネックレスのように掛けられているのが、この陶器製のオモリ。 ビーチコーマーの人達は、第一話からで気づいているはず。
海女さんの家だけに、海の小道具がいっぱい... それだけでもテンションが上がる。
スナック『梨明日(りあす)』のペンダントライトにいたっては、透明のビン玉を加工したランプ... いいじゃん、この小道具達。
朝からそんなものを観ながら楽しんでいる... って、話でした。
シーサーの日 [磯乞食]
フジツボ ガチャガチャ [磯乞食]
今さらですが、やっと
フジツボ
の”ガチャガチャ”に遭遇...やっと会えた!(といっても、真剣に探していたわけではないですが)
なんと、近所の映画館の前に... 灯台下暗しです。
狙いは、憧れの
カメフジツボ
大人の財力で出るまでやってやるぞ! と意気込んでダイヤル回したら一発でゲット!
うれしいやら、ちょっと拍子抜けするやら...
”松倉うらら”さんの監修だけあって、とってもリアル。
本物は、こんな感じでウミガメに付着しています。
これは、沖縄の博物館に展示してあったもの。
ストランディングしたウミガメに付いていることもあるそうだが、まだ出会ったことがない。
我が家の巨大(直径10cm)フジツボと記念撮影してみた。
マグネットタイプ、バッチタイプ、ストラップタイプと全部で16種類... フルコンプしたいところだが... 隣から冷たい視線が...
お代官様、あと
チシマフジツボ
だけお許しを...