The Catcher on the Shore [島の映画]
(ブリリアショートショートシアター@横浜)
以前、紹介しましたが...
今日は朝から、
やぎの冒険 (The Catcher on the Shore)
沖縄に住む中学生、『仲村颯悟』監督が撮った話題(?)の映画。
まだまだ素人っぽさが残る映画だが、沖縄の”てぇげ~”感が伝わってくるほのぼのした作品。
最近、才能もないのに奇をてらった日本映画が多い中、すごく素直でシンプルなところがよかった。
今、池袋、大森、横浜で上映しています。
今日から携帯メールの”着おと”が、ヤギの声になった。
メェ~
ミツバチの羽音と地球の回転 [島の映画]
このチラシに写っている島は、瀬戸内海に浮かぶ、『祝島(いわいしま)』。
手前の浜は、『上関原子力発電所』の建設予定地である田ノ浦。
今日、『ミツバチの羽音と地球の回転』 を観た。
今、祝島の住民は、対岸に建設されようとしている原発に反対し、毎週デモをし、座り込みをし、漁船を出して抗議活動を行っている。
その長くて孤独な28年間の戦いを描いたドキュメンタリー。
過疎化と高齢化が進んだこの島の人たちが、生活のため、将来の子供たちのためになんとか自然や海を守ろうと、国や県、電力会社に抗議している姿が勇敢でもあり痛々しくもあった。
監督は、『六ヶ所村ラプソディー』の鎌仲ひとみ。
この映画は、問題提起だけには終わらず、将来のエネルギー問題のあり方について、スウェーデンの取り組みを例に、ある種の方向性を示そうとしている。
今、同じテーマを扱った映画、『祝(ほうり)の島』も自主上映されている。
現在、日本には、稼働中55基、建設中2基、建設準備中12基の原子力発電所がある。
原発とエネルギー問題について、深く考えさせられる映画だった。
ミツバチの羽音って、
"If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live." (Einstein)
ビューティフル アイランズ [島の映画]
海面上昇により椰子の木が...
インド洋や太平洋の小さな島で、地球温暖化による”島水没”の危機を実感した。
今日、『ビューティフル アイランズ』 を観た。
地球の気候変動によって、沈む危機にさらされている3つの島、ツバル(南太平洋)、ベネチア島(イタリア)、シシマレフ島(アラスカ)に暮らす人々の生活を記録したドキュメンタリー。
『悪人』 - 大瀬崎灯台 - [島の映画]
(大瀬崎灯台@福江島)
2006年に訪れた、福江島(長崎県、五島列島)の大瀬崎灯台。
今日、『悪人』を観た。
映画の後半、この灯台が舞台になっていた。
そこが大瀬崎灯台だと、すぐに判った。
久しぶりに完成度の高い映画だった。
振り返りたくない郷愁感というか、どこかに潜んでいそうな刹那的な感覚というか...
せつなく、心の中をかき乱されてた。
本当の「悪人」とは?
押し付けがましくない演出が、この深いテーマを見事に描き出していた。
とにかく、いい映画だった。
「なだそうそう」の”妻夫木”くんとは別人の熱演にも感動。