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ロビンソン・クルーソーの島 [海、島の本]

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(Isla Robinson Crusoe)

ロビンソン・クルーソーが、実在していたって知ってました?

”ヘイエルダールのコンチキ号漂流記”、”シュリーマンのトロイア遺跡”、”ハワード・カーターのツタンカーメン”.... そんな本にワクワクさせられていた少年時代、大人になったら『考古学者』になりたいと、真剣に思っていた。

そんな夢を実現した探検家が日本にいた。
”高橋大輔”さん....4回転ジャンプをやっている人ではありません。

ロビンソン・クルーソーのモデルとなった、”アレクサンダー・セルカーク”の居住跡を10年かかって探し当てた人。
『ナショナルジオグラフィックス日本版(2005年10月号)』で、”クルーソーの家を発見”という彼の記事を読んだ時、えっ、これって本当の話だっんだって驚いた。

1704年、航海長だったセルカークは、船長との争いが元でマサティエラ島に一人で取り残され、4年4ヶ月の間、自給自足の生活をして、1709年に海賊船に助けられた。
デフォーは、このセルカークの体験記を元に、『The Life and Strange Surprising Adventures of Robinson Crusoe』を書いたのだ。

map-m.jpg

マサティエラ島は、後に、ロビンソン・クルーソー島と改名された。
この島は、チリの沖合い約670kmの太平洋上にあるファン・フェルナンデス諸島の一つで、面積182km²の大きな火山性の島。

最近は、日本からのダイビングツアーもあるようだ...

高橋さんの探検記、居住跡を発見するまでの苦労や葛藤が書かれていてとても面白いです。

ロビンソン漂流記 (新潮文庫)

ロビンソン漂流記

  • 作者: デフォー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1951/05
  • メディア: 文庫
ロビンソン・クルーソーを探して (新潮文庫)

ロビンソン・クルーソーを探して

  • 作者: 高橋 大輔
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 文庫
ロビンソンの足あと 10年かけて漂流記の家を発見するまで

ロビンソンの足あと 10年かけて漂流記の家を発見するまで

  • 作者: 高橋 大輔
  • 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
  • 発売日: 2010/04/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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コメント 8

rtfk

聞いたことがあったのですが
詳細は初めて知りました♫
有難うございます(^w^)

by rtfk (2012-04-16 17:43) 

momomo

島酔さん、こんばんは。

写真だけを見たときはタヒチかなあと思ったけど、
こんな島があったのですねえ。
ちっとも知りませんでした。
島酔さんの日記はいつも勉強になります。
by momomo (2012-04-17 01:33) 

Q

ロビンソン・クルーソーの本は、小さい頃
良く読みました。
こんな物語があったなんて、おもしろいです。
momomoさんの言うとおり、島酔さんのエントリーは
毎回タメになりますね。

by Q (2012-04-17 07:46) 

島酔潜人

>>rtfk-san

ワクワクする話ですね。
高橋さんの発見記も面白いですよ。


by 島酔潜人 (2012-04-17 09:52) 

島酔潜人

>>momomo-san

確かに、タヒチに似ている。
絶海の孤島なのですが、飛行機で行けるようです。
by 島酔潜人 (2012-04-17 09:54) 

島酔潜人

>>Q-san

子供の頃、ワクワクして読みましたよね。
ちょっと怖かったけど...

”タメになる”... 役にたたない情報ですが...& たまに、嘘を書いているかも。(笑)
by 島酔潜人 (2012-04-17 09:57) 

リュカ

ロビンソン漂流記は大好きな本のひとつです。
小さい頃、寝る前に母親によく読んでもらいました^^
高橋大輔さんの本も読んでみます!
by リュカ (2012-04-17 12:02) 

島酔潜人

>>リュカ-san

リュカさんは、この手の話好きそうですね。
2005年のナショジオ、ひょっとしたらお持ちでは?
by 島酔潜人 (2012-04-17 13:10) 

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