対馬丸慰霊碑＠悪石島 トカラ列島の旅（１１）

港から上集落に向かう道の途中にあった、

対馬丸慰霊碑



太平洋戦争中の1944年8月22日、沖縄から学童疎開輸送中の対馬丸が、米海軍の潜水艦の攻撃を受け、悪石島の沖に沈んだ。犠牲者数1,476名、将来のある多くの子供達の命が失われた。

那覇市には『対馬丸記念館』があり、この悲劇を伝えいてる。対馬丸記念館については、以前ブログにも書いた。⇒ココ

昨年（２０１４年）、天皇、皇后両陛下が初めて対馬丸記念館を訪れたことは、記憶に新しい。



慰霊碑の前には、トカラの青い海が静かに広がっていた。
かつて、この海でも戦争が行われていたということを忘れないようにしたいと思う。






続く....

対馬丸 (講談社文庫)

• 作者: 大城 立裕
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2015/03/13
• メディア: 文庫

脱出 (新潮文庫)

• 作者: 吉村 昭
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 1988/11/30
• メディア: 文庫

コメント 6

島酔さん、こんばんは。

対馬丸の沈没はほんとうに悲しいよね。
戦争という地獄だから仕方なかったのかもしれないけど、
何の罪もない子どもたち1000人以上が一瞬で海に消えたのは事実だし、
なんでこんなことになってしまったのでしょうね…。
生きていれば1000人、2000人、3000人の子や孫がいたであろう子どもたちの冥福を、あらためて祈りたいと思います。
by momomo (2015-05-11 01:07) 

～☆　島酔潜人さんへ　☆～
そうですよね。昔のこととはいえ、
戦争の傷跡は、いつまでたっても残っていますね。
あまりにも虚しい事ですね。
by ☆彡異邦人 (2015-05-11 07:55) 

脱出、これは読んでみたいって思いました。
図書館で借りてみます。
by リュカ (2015-05-11 10:28) 

>>momomo-san

この海を見るたびに、この悲劇を思い出します。
やはり、戦争はあってはいけないですね。
by 島酔潜人 (2015-05-16 10:02) 

>>異邦人-san

こういう悲劇がいっぱいあったんでしょうね。
by 島酔潜人 (2015-05-16 10:03) 

>>リュカ-san

脱出、読んでみてください。
吉村昭の小説は、どれも面白いです。
by 島酔潜人 (2015-05-16 10:04)