ターナー島 [島のあれこれ]
昨日、
ターナー展
を観に行ってきた。
そこで、目にした面白い話を....
日本に、
ターナー島
があるって知っていますか?
夏目漱石の小説、『坊ちゃん』の中に、
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「あの松を見給え、幹が真直で、上が傘のように開いていてターナーの画にありそうだね」
「どうです教頭、これからあの島をターナー島と名づけようじゃありませんか」
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という会話があります。
その”ターナー島”と名づけられたのが、
四十島(しじゅうしま)
松山市高浜1丁目の沖合にある実在の島です。
英国留学時、ターナーの絵に感動し強い印象を受け、小説に織り込んだのでしょう。
思わぬことろでターナーと島が結びついたおもしろいエピソードでした。
『ターナー展』、上野の東京都美術館で12月18日まで開催されています。
美術手帖 2013年 11月号増刊 ターナー 英国風景画の巨匠、その全貌に迫る
- 作者: 出版社/メーカー: 美術出版社
- 発売日: 2013/09/28
- メディア: 雑誌
島酔さん、こんばんは。
おっ、ターナーの松ですね。
もうずいぶん前に枯れたって聞いたけど、
写真の松はだれかが植えたのかなあ。
ターナー展は近いうちに行く予定。
明るいような暗いような不思議な絵ですよね。
by momomo (2013-10-17 04:06)
>>momomo-san
さすが、よくご存じですね。
ターナー展、m内覧会だったのでゆっくり観ることができました。
久しぶりのターナーでした。
by 島酔潜人 (2013-10-17 07:38)
ターナー島、知らなかったです!
夏目漱石・・・じつは吾輩は猫であるしか読んだことがなかったりして(笑)
教科書に出てくる箇所は読んでるのですが、
坊ちゃんも全部は読んでないですww
とても面白いエピソード。
観に行くのがさらに楽しみになりました!
by リュカ (2013-10-17 09:59)
>>リュカ-san
この話、展覧会に置いてあった朝日新聞の記事で知りました。
ターナー展、展示数も多く、すごくよかったです。
by 島酔潜人 (2013-10-17 20:42)