SSブログ

ターナー島 [島のあれこれ]

DSC_1429-m.jpg

昨日、

ターナー展

を観に行ってきた。
そこで、目にした面白い話を....

日本に、

ターナー島

があるって知っていますか?

夏目漱石の小説、『坊ちゃん』の中に、

-------------------------------
「あの松を見給え、幹が真直で、上が傘のように開いていてターナーの画にありそうだね」
「どうです教頭、これからあの島をターナー島と名づけようじゃありませんか」
-------------------------------

という会話があります。

turner.jpg

その”ターナー島”と名づけられたのが、

四十島(しじゅうしま)

松山市高浜1丁目の沖合にある実在の島です。

英国留学時、ターナーの絵に感動し強い印象を受け、小説に織り込んだのでしょう。
思わぬことろでターナーと島が結びついたおもしろいエピソードでした。


『ターナー展』、上野の東京都美術館で12月18日まで開催されています。

美術手帖 2013年 11月号増刊 ターナー 英国風景画の巨匠、その全貌に迫る

美術手帖 2013年 11月号増刊 ターナー 英国風景画の巨匠、その全貌に迫る

  • 作者: 出版社/メーカー: 美術出版社
  • 発売日: 2013/09/28
  • メディア: 雑誌

nice!(6)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 6

コメント 4

momomo

島酔さん、こんばんは。

おっ、ターナーの松ですね。
もうずいぶん前に枯れたって聞いたけど、
写真の松はだれかが植えたのかなあ。
ターナー展は近いうちに行く予定。
明るいような暗いような不思議な絵ですよね。
by momomo (2013-10-17 04:06) 

島酔潜人

>>momomo-san

さすが、よくご存じですね。
ターナー展、m内覧会だったのでゆっくり観ることができました。
久しぶりのターナーでした。
by 島酔潜人 (2013-10-17 07:38) 

リュカ

ターナー島、知らなかったです!
夏目漱石・・・じつは吾輩は猫であるしか読んだことがなかったりして(笑)
教科書に出てくる箇所は読んでるのですが、
坊ちゃんも全部は読んでないですww
とても面白いエピソード。
観に行くのがさらに楽しみになりました!
by リュカ (2013-10-17 09:59) 

島酔潜人

>>リュカ-san

この話、展覧会に置いてあった朝日新聞の記事で知りました。
ターナー展、展示数も多く、すごくよかったです。
by 島酔潜人 (2013-10-17 20:42) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

寅さんの島旅ラジオゾンデと核兵器 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。