孤高の画家 田中一村 奄美大島(1) [島旅]
(田中一村記念美術館)
10月の島旅(奄美大島、加計呂麻島)の話です...
田中一村記念美術館
奄美大島に来ると必ず訪れる、リピート回数の一番多い美術館。
何度観ても感動が褪せない彼の画は、やはり奄美にあってこそかもしれません。
(田中一村終焉の家)
一村は、昭和33年に奄美大島に移り住み、約20年間、大島紬の染色工として画代を稼ぎ、清貧な生活をしながら奄美の自然を描き続けた孤高の画家。
生前、奄美で描いた画が日の目を見ることははなかった。
名瀬有屋に彼が69歳の生涯を閉じた家が移築保存されている。
このあばら家の前に立ったとき、当時の彼の暮らしぶりや画に向かう狂気にも似た姿が思い浮かべられ、言い表し難い緊張と感情がこみ上げてきた。
『日本のゴーギャン 田中一村伝』は、お勧めの一冊。
でも、何度も言うようですが、日本のゴーギャンというサブタイトルはやめて欲しい。
続く...
2012-12-13 09:48
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コメント(10)
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~☆ 島酔潜人さんへ ☆~
田中一村の名前は知っています。
大島紬の染色工としては偉大な人ですからね。
この美術館や清貧な生活をした家には行ってみたいですね。
by 異邦人 (2012-12-13 12:46)
島酔さん、こんにちは。
ぼくも一村の絵には強く惹かれるので、
奄美に行くたび立ち寄っています。
ただ保存されているあの家は、
保存方法を考えないと間もなく壊れますね。
(4年前のままだったらですが)
「日本の○○」「東洋の○○」、同感です。
“南米の奄美大島、ガラパゴス”ならいいけど(笑)。
by momomo (2012-12-13 15:46)
>>異邦人-san
奄美大島の自然を描いた、奄美の杜シリーズは圧巻です。
この美術館に行くだけでも、奄美大島に行く価値はあると思います。
by 島酔潜人 (2012-12-13 22:36)
>>momomo-san
今回で6回目の入館になります.. でも、展示作品がちょっとづつ変るので、毎回新しい作品が観られます。
一村の家は、4年前のままのようです。
庭の掃除はされているようなのですが、訪ねてくる人もいないのか、家の手入れはあまりされていないように思えました。
by 島酔潜人 (2012-12-13 22:41)
島酔さんは芸術通ですね。
奄美の田中一村記念美術館の館長は元NHKのアナウンサーの宮崎緑さんのようです。
こちらは芸術より食通の方です。
奄美と言えばひさ倉の鶏飯もよろしく。
by ぴょんのすけ (2012-12-14 10:30)
>> ぴょんのすけ-san
いつも、どこで鶏飯食べるか迷います。
今回は、『ひさ倉』で食べましたよ... 鶏飯、美味しいですよね。
by 島酔潜人 (2012-12-14 11:00)
田中一村記念美術館は初代の奄美空港に、
YS-11やフレンドシップが飛んでいた頃の・・・
鶏飯のひさ倉には帰省の度に行きます、奈良市の
ならまちの一角にも鶏飯を食べれる店があります。
by taharas (2012-12-15 20:46)
>>taharas-san
鶏飯、たまに食べたくなるのですが、近くに食べられるお店が無くて..
なので、パパイヤを漬けて、家で鶏飯作っています。
by 島酔潜人 (2012-12-15 20:57)
アダンやアカショウビンの画の
ストラップを買いました。
by ピースオレンジ (2012-12-16 23:43)
>> ピースオレンジ-san
アダン、アカショウビンの画、いいですよね。
by 島酔潜人 (2012-12-17 00:37)