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福江をドライブ 福江島(4) [島旅]

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(2012.2.7)

福江島の西にある美しい砂浜の、

高浜ビーチ

マリンブルーの海の色は、沖縄の海にも負けていません。
福江島には、こんな極上天然色の海水浴場があちこちにあります。

福江島は大きい島なので、一周するだけでもまる一日かかります。
ゆっくり巡りたい場合は、二三日あった方がいいかと思います。

今回は天気が悪く(大雪)、一日しか島巡りができませんでした。
その時のかけ足のスナップを...

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島の南にある”黒瀬”は、その昔、捕鯨で栄えた集落。
ちょっとわかり難いところに『鯨鯢の碑(供養碑)』があり、その上には、石垣のある町並みが続いていた。

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黒瀬から富江に向かう途中で見つけた石倉。
何か(かんころ?)の貯蔵庫にでも使っていたのでしょうか?

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富江は、珊瑚漁と珊瑚細工で栄えた町、トンネルの入り口には赤珊瑚のレリーフ。
しかし、一緒に描かれている魚... これ”エンゼルフィッシュ”じゃないですか?
海にいる”ツノダシ”や”ハタタテダイ”とは似て非なるもの... しかも珊瑚のある深海に、こんな魚いないし...
きっと、熱帯魚の水槽に赤珊瑚を入れて鑑賞している図なのでしょう...納得?
こういうのを、『蛇足というのでしょうね。

新田次郎の小説『珊瑚』には、一攫千金を夢見て富江に渡ってきた3人の青年の話が描かれています。男女群島における危険な珊瑚漁に立ち向かう青年たちの成長していく姿と、島のみじょか(美人)な娘に惚れた3人の淡い恋心が絡み合った話。嵐によって引き起こされる壮絶な遭難劇は、さすが気象のプロ、新田次郎です。

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富江湾越しに眺めた、

鬼岳

富江から福江港に向かう途中、ずっと見えていた福江島のシンボル。
火山であることから付けられたと思われるその厳つい名前のイメージとは異なる優しい姿の”スコリア丘”。
山焼きによって上の方がススキ原に覆われているため、遠くからでもよく目立っていた。

珊瑚 (新潮文庫)

珊瑚

  • 作者: 新田 次郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1983/02
  • メディア: 文庫

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コメント 8

異邦人

~☆ 島酔潜人さんへ ☆~
曇っていてもこのマリンブルーの海の色が出てるって
綺麗な海なんですね。
新田次郎の「珊瑚」未だ読んでなかった。
読んでみようかな。
by 異邦人 (2012-03-30 22:34) 

○

海岸の感じは、中通島と一緒ですね。

by ○ (2012-03-31 00:49) 

島酔潜人

>>異邦人-san

五島の海は、びっくりするほどきれいです。
『珊瑚』、新田次郎の中でも傑作だと思います.. ぜひ。
by 島酔潜人 (2012-03-31 08:58) 

島酔潜人

>>〇-san

五島の海岸は、どこもきれいですよね。
今度、泳いでみたいですね。
by 島酔潜人 (2012-03-31 08:59) 

Q

一歩入った裏道がいい感じですね。
鬼岳、小さい富士山っぽい形?
ちなみにマグロはいますか。
by Q (2012-03-31 17:37) 

島酔潜人

>>Q-san

富士山とはちょっと違いますね、この辺だと大室山(伊東)のような感じかな。
珊瑚の水深は100m以深なので、マグロはかろうじているかも... 探してみますね。
by 島酔潜人 (2012-03-31 18:04) 

かんダー

高浜も天気が良ければもっと良い色になるんですよね。
by かんダー (2012-03-31 21:34) 

島酔潜人

>>かんダー-san

晴れていれば、もっと青い海だったでしょうね。
by 島酔潜人 (2012-03-31 22:56) 

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