鍋の友

立冬も過ぎ、本格的に鍋の季節がやってきました。

昨日、近所の農家から

柚子（ユズ）

を、カゴいっぱいにいただきました。



柚子と一緒にいただいたのは、

柚香（ユコウ）

これは、徳島県でのみ（たぶん）栽培されている、すだちに似た柑橘系の果実。
ポン酢には、これが一番合うような気がする...

今シーズンの鍋もこれで安心。
ってことで、今日も”鍋”いただきました。

”蟹”を食らう秋

先週末から徳島に帰っておりまして、いろいろありまして、ブログ休んでました...

この季節はなんといっても、

モクズガニ

”上海蟹”と、見た目も味も変わりません... しかも”天然”。
近くの川で捕獲して生簀に飼っておいた”モクズガニ”を３０枚ほど茹でちゃいました。

無口で蟹を食らう秋、オスのミソ、メスの卵、どちらも絶品です。



これは、近くの山道で久しぶりに拾った

シイの実

子供の頃、よく拾ったものです。
ほんのり甘くて懐かしい味。

田舎の秋っていいですね。

遊山に行こう！

（遊山箱）

今日は、

遊山（ゆさん）

子供の頃、春のメインイベントは、”遊山”だった。
『遊山箱』（手提げの重箱）を持って、子供達だけで野山に出かける風習。

上段には、巻きずし
中段には、卵焼きと煮物
下段には、羊羹とミカン入りの寒天

山の上で食べた卵焼きは格別だった。


（蒲公英）

ワラビやイタドリを採ったり、タンポポの笛をブーブー吹いたり...
沈丁花と若葉の匂いが混ざり合うこの季節になると、楽しかった山遊びのことを思い出す。

『秘密のケンミンSHOW』でもまだ取り上げられていない、懐かしい阿波の風習。
ランチボックスを持って山に行く子供だけのピクニック... いい時代だった。

遊山(ゆさん)箱

• ショップ: 徳島県物産センター
• 価格: 6,800 円

鍋とワインのマリアージュ

こんなワインと一緒に食べたのは.... もちろん、

牡丹鍋

昨年末、徳島の山の中で罠捕りされた、"Wild Boar"。



猟師をやっている肉屋のおやじがさばいただけのことはある。
牡丹の花のように美しいお肉...　獣臭も無く脂が適度にのって、とっても旨かった。

”エチケット”に惹かれて買った『ピエモンテ・バルベーラ』。
適度にタンニンが効いた、ジビエにぴったりなお得なワインでした。

鍋にワインって”あり”かも？

ピエモンテ バルベーラ [2007] テッレ・デル・バローロ

• ショップ: お手軽ワイン館
• 価格: 1,344 円
  
  
  
  
  
  

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『鳴門レンコン』

送ってくれた友達の実家は、大きなレンコン農家。
徳島のレンコンの生産量は、茨城に続いて全国第２位。
夏には、蓮畑一面に薄いピンクの花が咲き、それはそれは極楽浄土の世界なんです。

レンコンをこよなく愛している島酔家、当分シャキシャキが楽しめます。

そう言えば、レンコンは花粉症の改善に効果があるそうな...
今年は、スギ花粉の飛散が昨年の数倍にもなるって予報が出ていますよ。

私も、万年花粉症の体質、この寒さが去った後が怖い...
レンコン食べて、花粉に強くなるぜよ！