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カラカラ [島の映画]

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昨日観た映画、

カラカラ

ストーリーは、気功の合宿のために沖縄を訪れたカナダ人のピエール(元大学教授)が、偶然出会った沖縄の女性、純子と意気投合。 その後、一緒に沖縄を旅するというロードムービー。
モントリオール世界映画祭で、世界に開かれた視点賞、観客賞を受賞。

あれ、工藤夕貴ってこんなに太ってたっけ? えっ、こんな展開から始まるの?っていう驚きはあったけど、沖縄の風景が情緒的に切り取られていて、とても美しい映像とBGMだった。 また、旅先の島は、伊是名島、具志川島、伊平屋島と、島好きにはうれしいロケ地。
沖縄のゆるさの中で、ピエールの考え方や気持ちがだんだん変っていくところも見所です。
(工藤夕貴は、この映画の役作りのために、6kg体重を増やしたそうです)

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(我が家のカラカラ)

題名の『カラカラ』とは、泡盛を入れる酒器のこと。
そういえば、昔”やちむん市(沖縄の陶器市)で買った素焼きの『カラカラ』が我が家にもあることを思い出した。久しぶりに使ってみよう。
ちなみに、後ろに写っているのは『抱瓶(だちびん)』。
これは、携帯用の泡盛の酒器、今や玄関のオブジェとなっている。

エンドロールで流れていた唄もよかったなぁ~

TOME DOME

TOME DOME

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー:
  • メディア: CD

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スケッチ・オブ・ミャーク [島の映画]

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スケッチ・オブ・ミャーク

を観てきた。

ミヤークとは、宮古島のこと。
今年5月に宮古島に行った時、ポスターが貼ってあってずっと気になっていた映画。

宮古諸島の小さな部落で、ひっそりと歌い継がれてきた、『アーグ(古謡)』『神歌』
その唄には、厳しい自然、人頭税に苦しめられた島の苦しい生活や神々への信仰の念が織り込まれている。
語るように、唸るように歌われる唄は、自然や神、島から湧き出てきてきているように思えた。

この映画は、音楽家の”久保田麻琴氏”が、この唄に出会ったことに始まるドキュメンタリー。
伝承者が途切れるかもしれない切ない思いを背負った90歳を越えたオバー達の語りや唄に、畏敬の念を感じざるおえなかった。
映画を見終わったとき、自然と拍手が沸いた。

この日は、サプライズで監督の”大西功一”さんが登場。
『映画を撮っていくうちに、伝承者が途切れる前にフィルムに収めたいという使命感に駆られた』という熱い思いを語ってくれた。

観光地として青い空や海、白い砂浜が美しい楽園の島、それとは別の島の顔、いや根っこを見たような気がする。

公式サイトは⇒コチラ

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J&B

映画を観たのは、横浜ジャック&ベティ。

来年、この映画館では、隠岐の海士町が舞台の、

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カミハテ商店

の上映も予定されています。

公式サイトは⇒コチラ

スケッチ・オブ・ミャーク

スケッチ・オブ・ミャーク

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ウ゛ィウ゛ィト゛・サウント゛
  • 発売日: 2009/07/15
  • メディア: CD

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L'ordre et la morale (裏切りの戦場 葬られた誓い) [島の映画]

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昨日観た映画、

L'ordre et la morale

命令とモラル? 秩序と理性?
邦題は、

裏切りの戦場 葬られた誓い

『愛』が付かないだけいいが... 戦争の映画ではありません。

その昔、森村桂が『天国にいちばん近い島』と言って、原田知世の映画で有名になったフランス領ニューカレドニアのウヴェア島で、1988年に起こった事件を題材にした映画。

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ニューカレドニアのウヴェア島でカナック族の独立派によってフランス憲兵隊官舎が襲われ人質がとられた。この事件の鎮圧のため、政府は国家憲兵治安部隊のフィリップ・ルゴルジュ大尉を交渉役として派遣。ルゴルジュ大尉は平和的な解決策を模索するが、国内では対話路線と強硬派の意見が衝突、政府からは攻撃命令が下る...
この強硬な決断の背景には、近づく大統領選への権力争いが見え隠れする。
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詳しくは公式サイトで⇒コチラ

監督、主演は、『クリムゾン・リバー』のマチュー・カソヴィッツ。
『アメリ』にも出てましたね。

フランス本国から2万5千キロも離れた、南半球のニューカレドニア。
一度だけ行ったことがあるが、絵に描いたような美しい島と海だった。
そんな楽園で起こった、政治が絡んだ凄惨な事件。
2014年には、フランスからの独立か残留かを問う国民投票が行われるそうだ。

クリムゾン・リバー デラックス版 [DVD]

クリムゾン・リバー

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD


アメリ [Blu-ray]

アメリ

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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  • 出版社/メーカー: 角川書店
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今、島の映画が熱い! [島の映画]

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今年の5月、南大東島に行った時、ちょうど映画『十五の春』のロケが行われていた。
ロケ風景は撮影NGだったので、スタッフの後姿を...

ちょうど今、利尻島礼文島がロケ地になった『北のカナリアたち』が上映されている。
来年(2013年)は島を舞台やロケ地にした映画が目白押し。

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十五の春 ~旅立ちの唄~

南大東島(沖縄県)が舞台。
島には高校がなく、中学校を卒業すると島を出なければいけない。
そんな子どもたちを描いた映画。
主演は若手の三吉彩花、両親役は小林薫と大竹しのぶ。

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渾身

隠岐諸島(島根県)が舞台。
島に伝わる古典相撲を題材にした映画。

公式サイト⇒ココ

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東京家族

亡き小津安二郎の「東京物語」にオマージュを捧げた山田洋次監督の映画。
瀬戸内海の小島が舞台、大崎上島(広島県)でロケが行われた。

公式サイト⇒ココ

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池島譚歌

その昔炭坑の島として栄えた、池島(長崎)が舞台の映画。
アイランダー2012では、スタッフや出演者達が池島のブースを盛り上げていた。

公式サイト⇒ココ

島の映画... 来年が楽しみ、楽しみ。


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北のカナリアたち [島の映画]

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机の前に貼ってあるチラシ。

北海道の利尻島礼文島を舞台にした映画、

北のカナリアたち

今日(11月3日)から、全国ロードショーです。

原作は、湊かなえの『往復書簡』。

北海道の離島の美しい自然の中に湊かなえワールドが炸裂するのかな?
厳冬の中でのロケ、たいへんだったようです。

”キューポラのジュン”も可愛かったし、”マコとミコ”には涙したし... やっぱり吉永小百合は素敵ですね。(さゆりストの年代ではありませんので...)


往復書簡 (幻冬舎文庫)

往復書簡 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 湊 かなえ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2012/08/02
  • メディア: 文庫


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