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那覇の市場で古本屋 [海、島の本]

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(公設市場近く)

今日、読んだ本、

那覇の市場で古本屋

沖縄、国際通りから”市場本通り”に入り、公設市場を通り過ぎると”市場中央通り”になります。

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(2012年5月撮影)

その”市場中央通り”を進んで行くと左側、漬物屋と洋服屋に挟まれて、

市場の古本屋 ウララ

という小さな古本屋があります。
2011年に開店した沖縄関連の書籍専門の古本屋で、『那覇の市場で古本屋』を著したのはここの店主、宇田智子さん。
那覇の市場で古本屋を開くことになったきっかけや、開店までの奮闘どが書かれているのですが、古本屋を開業することへの気負いはまったく感じられず、古本屋になるべくしてなったような人だなぁ~って思えました。

本の中のエピソードに、『友達に書いてもらった店の看板の字が間違っていたがそのまま掲げた』とありましたが、画像を拡大してみると、確かに.... でも、誰も気づかないだろうな。ww

那覇で時間ができた時は、ここを覗くようにしています。

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(2010年6月撮影)

以前、この場所には、”日本でいちばん狭い古本屋”というキャッチフレーズの

とくふく堂

という、やっぱり古本屋がありました。
4年前、たまたまここを通りかかった時、あまりにも周りの雰囲気とは違うオーラを発していたので立ち寄ったことがあります。朴訥とした雰囲気のとってもユニークな経験を持った店主で、日本や世界中を旅していたことがあるとか...
宇田さんも書いていますが、『とくふく堂』の店主との出会いも、古本屋を開業するひとつのきっかけで、その後ここを引き継ぐことになったようです。

沖縄は他県に比べてローカルの出版社が多くあり、沖縄でしか出回らない本もたくさんあります。
僕も島好きが高じて島に関わる本を読み漁っているのですが、この小さな古本屋には、ネットでは手に入らないお宝な本がいっぱい眠っています。 また、お宝を探しに覗いてみたいと思います。

古本屋って、なんか憧れなんですよね....

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那覇の市場で古本屋―ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々

  • 作者: 宇田智子
  • 出版社/メーカー: ボーダーインク
  • 発売日: 2013/07
  • メディア: 単行本

離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち

離島の本屋 22の島で「本屋」の灯りをともす人たち

  • 作者: 朴 順梨
  • 出版社/メーカー: ころから
  • 発売日: 2013/07/19
  • メディア: 単行本



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コメント 6

momomo

島酔さん、こんばんは。

うるまや沖縄スタイルがだめになったときは少し驚いたけど、
ボーダーインクとかひるぎ社とか頑張っていますよね。

神保町にしても、古本屋さんっていつも暇そうなのに、
どうやって食べているんでしょう。
ぼくらにはわからないカラクリがあるのでしょうね。
by momomo (2014-02-14 01:45) 

リュカ

那覇市内は、じっくり歩いたことがないので興味津々^^
この雰囲気いいですねー。
雑多な感じで、自分の「これ!!!」って思うお宝が見つかりそうな雰囲気満載ですね♪♪
なかなか行けない沖縄・・・行きたいけど、今は青ヶ島に興味があるのぉー
by リュカ (2014-02-14 09:45) 

島酔潜人

>>momomo-san

うちにも、ボーダーインクの本いっぱいあります。それより多いのが、鹿児島の南方新社の本..ww
古本屋のもうかるカラクリ、僕も知りたい!
最近はネット販売している人が多いようで、Bookoff とかで、スマホとバーコードリーダー持って、”せどり”している若者をよく見かけますね。
by 島酔潜人 (2014-02-14 13:11) 

島酔潜人

>>リュカ-san

最近は、那覇あまり散策していませんが、桜坂とか栄町とかディープなところがいっぱいありますよ。
おぉ~青ヶ島、いいですねぇ~ 今年になって船が新しくなりましたよ。
by 島酔潜人 (2014-02-14 13:14) 

☆彡異邦人

~☆ 島酔潜人さんへ ☆~
お宝が沢山眠っている本屋さんのようですね。
掘り出し物が沢山ありそうです。
by ☆彡異邦人 (2014-02-14 18:29) 

島酔潜人

>>異邦人-san

沖縄ってローカルの出版社が多いので、思わぬ掘り出し物があるかもしれませんね。
by 島酔潜人 (2014-02-14 22:02) 

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