鯨三兄弟 [つれづれ]
房総(仁右衛門島)の話のついでに...
道の駅『和田浦WA・O』に、全長26メートルの、
シロナガスクジラ
の全身骨格標本(レプリカ)が展示してあります。
この原型となった骨格は、ノルウェー北部で捕獲された雌のシロナガスクジラで、下関の『海響館』が、研究のためにノルウェーのトロムソ大学博物館から借り受けているものです。
3体までのレプリカの製作が許可されているそうで、1体は『海響館』が標本変換後の展示用に所有、もう1体は和歌山県太地町『くじら博物館』に展示、そして最後の1体がここに展示されることになったようです。
まるで、トン吉、チン平、カン太の三つ子三兄弟みたいですね。
こいつに会ったのは、これで3度目。
(くじら博物館)
初めて会ったのは2009年9月、和歌山太地町の
くじら博物館
(国立科学博物館)
2度目は、2010年の9月
国立科学博物館
の企画展示『海のなかまたち』。
そして、和田浦ので3度目のご対面となりました... こうなってくると、どうしても下関の
海響館
に原骨格を観に行きたくなってきます... 幸いなことに、借用期間が2018年まで延長されたようなので、それまでにはというか、近々行きたいぞ!
ちなみに、これは『国立科学博物館』の入り口にあるシロナガスクジラの模型、シロナガスクジラ以前はザトウクジラの模型、それ以前はナガスクジラの全身骨格標本が展示されていたようです。
これが、
道の駅『和田浦WA・O!』
鯨料理が食べられるレストランや土産物屋の他に、観光・地域情報発信ステーション『WA・O!アトリウム』があり、捕鯨の資料などを見ることができます。
まず出迎えてくれるのは、WA・O!のシンボル
万祝くじら
万祝柄にペイントされたツチクジラ、これを見て感動したのは僕ぐらいかもしれませんが...
ここが、捕鯨関係の資料室(無料)
憧れの、
万祝(まいわい)
も展示されていました... しかも鯨の絵柄... かっこいい!
(万祝:漁師の晴れ着として作られてきた祝い着)
ちょっとレトロなパッケージの鯨肉の缶詰。
マッコウ鯨の歯。
鯨のヒゲ、工芸品に使用されるので、鯨べっ甲とも呼ばれています。
これは、鯨の骨で作った、木刀ならぬ”骨刀”。
これは、なんでしょう?
ヒントです。
さすが、地球史上最大の哺乳類!
小さい資料室ですが、珍しい展示物もあるので、道の駅に寄られた時にはぜひ...
(和田浦の解体小屋)
ちなみに、和田浦は日本では数少ない沿岸捕鯨が許可されているところ。
頭数の制限はあるものの、鯨が獲れた時には、鯨の解体を見ることができるようです。
島酔さん、こんばんは。
いまこの時間、日本国民は悲しみに沈んでいることでしょう。
かわいい沙羅ちゃんを応援していたのになあ。
まあ次に頑張ってもらうとして、
シロナガスクジラって世界一でかい動物ですよね。
科学博物館で見たような記憶はあるのだけど、
一度、本物の骨を見てみたいですよね。
あと、マッコウクジラがダイオウイカを食べるところ(笑)。
by momomo (2014-02-12 04:21)
>>momomo-san
僕も、ハープパイプ⇒ジャンプと観てましたよ... 残念でしたね。
最近、ダイオウイカ揚がってますね... 僕もマッコウとダイオウイカの戦い観てみたい!
by 島酔潜人 (2014-02-12 10:03)
レプリカとは言え全身骨格標本は、やっぱり迫力満点!ですね^^
クジラの缶詰、いろいろあるのですねー。
小さい頃給食でクジラが出ましたが、缶詰は食べてないかも。
それとも小さい頃知らないで食べてたのかなあ?w
by リュカ (2014-02-12 10:58)
>>リュカ-san
給食で竜田揚げを食べた世代ですね... 戦後、重要な蛋白源だったんですよね。
缶詰は大和煮っていうのがありました...最近はみなくなりましたね。
by 島酔潜人 (2014-02-12 19:35)
~☆ 島酔潜人さんへ ☆~
なかなか鯨の骨格など見られないですよね。
貴重ですね。
by ☆彡異邦人 (2014-02-13 10:46)
>>異邦人-san
実は、我が家にも4個、鯨の骨があります。ww
ここ、異邦人さのお宅からだと近いのでは?
by 島酔潜人 (2014-02-13 15:25)