戸森の線刻画がおもしろい 沖永良部島、徳之島の旅(16) [島旅]
これは天城町の秋利神川上流にある、
戸森の線刻画
たまたま案内板を見かけたので寄ってみたのですが、これがなかなかおもしろかった。
岩に、船や矢のようなものが掘り込まれていて... 今までこういうものを見たことが無かったので、とても興味をおぼえました。
船や矢を岩に線刻したのは、呪術的願望の達成が動機であろうとされていて、線刻に使用した道具は鉄利器で、時期はグスク時代であろうと推測されているそうです。
この遺跡は、大正末期に発見されていたのですがあまり関心が無かったらしく、近年、学術調査が行われ、アジア地域では始めて発見ということで重要性が増し、今は町の文化財に指定されているそうです。
遺跡のある場所は、少しわかりづらいところにあるのですが、細い道を案内板を頼りに走れば辿り着くことができます。
続く...
~☆ 島酔潜人さんへ ☆~
線刻画はナスカの地上絵にも似ているような
描き方で、鉄利器で船や矢を岩に線刻したのは
興味がありますね。
by 異邦人 (2013-10-02 22:42)
島酔さん、こんばんは。
岩に何かを描くのなら日本的な雰囲気があるけど、
刻むというのは外国的な感じですよね。
島内のほかの地域にもあるそうだし、
徳之島ならではものなのでしょうか。
それにしても遺跡のまわりにはハブがいっぱいいそう(笑)。
by momomo (2013-10-02 23:10)
>>異邦人-san
私もナスカの地上絵の事を思い出しました。
書かれた絵が具象的なようで抽象的、何のために書かれたのでしょうね。
by 島酔潜人 (2013-10-03 08:01)
>>momomo-san
仏教的な線刻画はたまに見るのですが、このようなものは初めて見ました。
徳之島はハブがいるので歩くのがすごく慎重になりますね。
by 島酔潜人 (2013-10-03 08:02)