アルベール・ファルコの生涯 [潜る]
長崎造船所の史料館に展示されていた、
Diving BELL(泳気鐘、潜水鐘)
説明によると、『1793年(寛政5年)徳川家斉の命により出島オランダ商館に注文され、1834年(天保5年)長崎に到着したイギリス製の潜水用具で、長崎鎔鉄所建設時の岸壁工事に使用された。空気は上部の穴から、光は上部のガラス丸窓から採り、人は中に入って底より海底を調査した。』のだそうだ。
この後、先人達によっていろいろな潜水道具が開発され、現在のようにタンクを背負って誰でも海の中を楽しめるようになった。
中でも潜水用の呼吸装置スクーバを発明した、クストー(Jacques-Yves Cousteau)の果たした役割は大きい。
彼の記録映画『沈黙の世界』は、何度繰り返し観ても色あせない。
カリプソ号、水中ハウス、水中スクーター.... 海中への冒険心をくすぐる。
今日、NHK の『世界のドキュメンタリー』という番組で、
~アルベール・ファルコの生涯~
というのをやっていた。
彼は、クストーの右腕として活躍した冒険家。
もり突き漁師から一転、クストーの助手として数々の冒険に挑み、世界初の水中カメラマンとなり、海の環境保護運動にも貢献した人。彼のインタビューや過去の映像を交え、環境問題にも言及した番組構成で、ダイバー必見のドキュメンタリーだった。
昨年の4月、このドキュメンタリー番組の完成後まもなく、彼は84歳で他界したそうだ。
島酔さん、こんばんは。クストーはダイビングの神様です。
by ぴょんのすけ (2013-01-17 22:31)
クストーのドキュメンタリーを子供の頃
ドキドキワクワクしながらTVで見た記憶があります☆
by 獏 (2013-01-18 06:06)
>> ぴょんのすけ-san
ですです... 今、安全にスクーバーダイビングができるのも彼らのおかげですね。
by 島酔潜人 (2013-01-18 09:04)
>>獏-san
まだまだ、レジャーダイビングが一般的じゃなかった時代に、あの映画は衝撃的だったしょうね。
by 島酔潜人 (2013-01-18 09:06)
~☆ 島酔潜人さんへ ☆~
この人なしではスクーバーダイビングは
語れないですね。
それにしても最初は怖かったでしょうね。
by 異邦人 (2013-01-18 10:51)
>>異邦人-san
クストーは偉大な人ですね。
高気圧の空気を使った潜水の創世記は、減圧症で亡くなった人が多かったようです。
by 島酔潜人 (2013-01-18 12:57)