旅する力とは? -Midnight Express - [晴潜雨読]
幸いなことに、「深夜特急」に出会ったのは、30歳を過ぎてから。
「深夜特急」な旅ができる適齢期をとうに過ぎていた。
もし、20代でこの本に出会っていたら、人生が変わっていたと思う。
「深夜特急」に憧れ、旅立った人も多いはず。
この本は、旅のおもしろさと本質を教えてくれたような気がする。
先日、「旅する力(深夜特急ノート)」を読んだ。
沢木耕太郎が、この旅に出る動機や、その後のエピソードが書かれている。
ドラマ化(大沢たかお主演)された時の逸話や、「猿岩石」に対する辛口なコメントも興味深い。
「旅する力」とは、その人の人生観の表れ。
そんなことを感じさせられる一冊だった。
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